4/2 知覧武家屋敷庭園

8月12日（木）／→

鹿児島温泉旅行3日目。

吹上温泉のみどり荘を後にして、車を東南へ走らせること約1時間。知覧武家屋敷庭園に到着。

江戸時代、薩摩藩は藩内を113の外城とよばれる行政区画にわけて藩を治めていた。外城の中には麓と呼ばれる武士の居住区があり、知覧もこの麓のひとつだった。知覧麓が今に見られるような姿に整備されたのは、18世紀中ごろと伝えられている。



大路を意味する馬場に沿って並ぶ武家屋敷郡の風景は、各家に連続する石垣と大刈り込みを特徴とする。写真の本馬場を中心に東西約900メートル、南北約200メートルの範囲は、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている。




今でもほとんどの屋敷が住居として使用されていて、屋敷ごとに趣向を凝らした庭園を見学することができる。公開されている7つの庭園のうち、池泉式はひとつだけで、あとはすべて枯山水の庭園。中には、レストランとして使用されているお屋敷も。



屋敷の中でも知覧二ツ谷民家は、三角屋根がL字型に2つつながっている知覧特有の建築様式。居住区である「おもて」と台所・土間の「なかえ」を小さな棟でつないだ形状が特徴的。二ツ家は昭和に入って「かなえ」部分はほとんど消えたらしく、写真の二ツ家は平成になって復元されたもの。



本馬場に連なる石垣と大刈り込みの道は、日本の道百選にも指定されている。

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コメント 7

いいですね。。。
タイムスリップしたような感じです♪
こんな素敵なところでお食事もいただけるんですね～
今回の帰省は私と、妹家族だけで
次回主人も一緒に帰るときに鹿児島は
訪れてみようと思います！
by hiro_ (2010-08-13 13:22) 

歴史を感じますね。
大切に保存して欲しい建造物です。
最後のお写真はステキで実際に見てみたくなりました。
by MANA (2010-08-13 19:20) 

知覧は行ったことがありませんが、写真を見た
だけで落ち着いた佇まいに魅せられますね。
知覧と言えば特攻隊の街でもありますね～。
当時の若者たちがここから飛び立った事を
思うと終戦記念日を前に考えさせられます。
by 博多通りもん (2010-08-13 20:54) 

なるほど、代わった街並み？ですね。　実際この地を訪れて見てみたいです。　
by kotobuki (2010-08-13 21:13) 

＜terrybearさん＞
ご訪問、nice、ありがとうございました。

＜hiro_さん＞
いいでしょう、この景観。ほんとタイムスリップした感じ
でした。
今年の帰省は宮崎だけなんですね。次回はぜひ、
鹿児島まで行ってみてくださいね。九州にはいいところ
がたくさんあって楽しめますね。

＜MANAさん＞
一度は足を運んでみる価値はあると思います。ここだけ
スツポリ異空間なんですが、街全体の雰囲気もよかった
です。ほんと、大切に保存してほしいですね。

＜博多通りもんさん＞
さすが九州人でいらっしゃる！その通り、知覧には特攻隊
の基地があった場所のひとつです。特攻隊の記念館にも
この後行きましたが、街全体が特攻隊の悲しい歴史をとど
めていたのが印象的でした。

＜kotobukiさん＞
ここだけは異空間です。一度は行ってみる価値はあると
思いました。これだけの垣根と大刈りを維持するのは
きっとたいへんでしょうね。

＜ほりけんさん＞
ご訪問、nice、ありがとうございました。

＜ショコラ・パパさん＞
ご訪問、nice、ありがとうございました。
by Bobby-the-Dog (2010-08-14 18:03) 

落ち着いた雰囲気がなんとも良いですねぇ（＾０＾）
by うっしー (2010-08-15 07:23) 

＜うっしーさん＞
そうなんですよ、異空間にタイムスリップした感じ
でした。
by Bobby-the-Dog (2010-08-15 16:19)