『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』 Charlie Wislon's War [映画]
6月18日(水)/
仕事を終えてから、映画『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(原題:Charlie Wislon's War)』を劇場で鑑賞。
新冷戦の時代、旧ソ連によるアフガニスタンへの介入に一計を案じた米下院議員の実話に基づいた映画。
トム・ハンクス演じるチャーリー・ウィルソンはテキサス州選出の下院議員。酒と女におぼれるお気楽議員だが、約束したことは必ず実行する男でもある。
1973年と1978年に起きたイスラム教徒によるクーデターによって、アフガニスタンを支配してきた親ソ政権が混乱に陥る。共産主義勢力維持のため、ソ連は1979年12月にアフガニスタンに介入。
チャーリーは、ソ連のアフガニスタン侵攻によって多数の難民や死傷者が発生していることに衝撃を受け、テキサスの大富豪ジョアン(ジュリア・ロバーツ)、CIAの切れ者ガスト(フィリップ・シーモア・ホフマン)らに、促され、また手を借りて、アフガニスタンの人々を共産主義と侵略戦争から救うために奔走する、というストーリー。
1989年、冷戦終結に先立って、ソ連はアフガニスタンから完全撤退。冷戦後のことまでは映画では描かれてはいなかったけれど、後に、アメリカがテロとの戦いを理由に、この小国を攻撃することになるとは、何とも皮肉。その点では、ラスト5分のシーンは含意的。
チャーリーが、使命感へと駆り立てられるプロセスがおもしろい。人の顔に歴史を持たせるという手法は、アメリカではよく見られるが、このエピソードを私は知らなかったので、その点でも興味深かった。
仕事を終えてから、映画『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(原題:Charlie Wislon's War)』を劇場で鑑賞。
新冷戦の時代、旧ソ連によるアフガニスタンへの介入に一計を案じた米下院議員の実話に基づいた映画。
トム・ハンクス演じるチャーリー・ウィルソンはテキサス州選出の下院議員。酒と女におぼれるお気楽議員だが、約束したことは必ず実行する男でもある。
1973年と1978年に起きたイスラム教徒によるクーデターによって、アフガニスタンを支配してきた親ソ政権が混乱に陥る。共産主義勢力維持のため、ソ連は1979年12月にアフガニスタンに介入。
チャーリーは、ソ連のアフガニスタン侵攻によって多数の難民や死傷者が発生していることに衝撃を受け、テキサスの大富豪ジョアン(ジュリア・ロバーツ)、CIAの切れ者ガスト(フィリップ・シーモア・ホフマン)らに、促され、また手を借りて、アフガニスタンの人々を共産主義と侵略戦争から救うために奔走する、というストーリー。
1989年、冷戦終結に先立って、ソ連はアフガニスタンから完全撤退。冷戦後のことまでは映画では描かれてはいなかったけれど、後に、アメリカがテロとの戦いを理由に、この小国を攻撃することになるとは、何とも皮肉。その点では、ラスト5分のシーンは含意的。
チャーリーが、使命感へと駆り立てられるプロセスがおもしろい。人の顔に歴史を持たせるという手法は、アメリカではよく見られるが、このエピソードを私は知らなかったので、その点でも興味深かった。
<うっしーさん>
Thank you for the "nice."
by Bobby-the-Dog (2008-06-19 20:04)