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『ベンジャミン・バトン-数奇な人生』 The Curious Case of Benjamin Button [映画]

3月22日([曇り][雨][雷]

[台風]ハリケーン・カトリーナがアメリカを襲った2005年、病床にある母デイジーにその娘キャロライン(ジュリア・オーモンド)が一冊の日記を読み聞かせることで、物語は展開していく。

[本]日記の持ち主は、デイジー(ケイト・ブランシェット)のかつての亡き夫、ベンジャミン・バトン(ブラツド・ピット)。

ベンジャミンは、第一次世界大戦が終了した1918年、ニューオーリンズに「80歳」で生まれる。白内障を患い、聴力をほとんど失い、足腰も立たず、皮膚はしわだらけ…。

現実を受け入れられない実父(ジェイソン・フレミング)に捨てられたベンジャミンは、夫ティジー(マハーシャラルハスバズ・アリ)とともに老人ホームを経営するクイニー(タラジ・ヘンソン)に育てられる。

ベンジャミンは、年を追うごとに若返っていくという普通の人とは違う人生を歩んでいた。その中で、さまざまな人々と出会い、別れ、生きることの意味を学んでいく。

そして、あるとき、運命的な出会いをし、後に再会したのが、デイジーだったが…。


人生はすばらしいのか。それともはかないのか、だからこそ、「この一瞬」が大切なのか。

永遠の愛は存在するのか。それとも、存在しないのか。

解釈の仕方は、観方によって、また自分が人生をどうとらえているかによって、分かれるのだろう。


撮影技術が進んだとはいえ、ベンジャミンの若返りのさせ方とデイジーの老けさせ方には、正直、驚き[がく~(落胆した顔)] これを見るだけでもおもしろいかも。

一方で、時代考証には、ちょとした違和感も…。主人公ベンジャミンが生きた時代は、第一次大戦から2000年あたりまで。途中、日本軍によるパールハーバー攻撃(1941年)に巻き込まれるシーンもありながら、アメリカ国内で人種差別政策がとられていたことに関しては、設定が甘い。

まっ、「数奇な人生」を歩んだ男のお話ゆえ、それくらいのことは大目に見るべきか…。

それにしても、若くなっていくブラツド・ピットのカッコいいこと[揺れるハート]


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kotobuki

TVを見て、しょうもない事には突っ込みが出来るのですが、歴史には詳しくないので(歴史だけ?)高尚な突っ込みができません。^^
by kotobuki (2009-03-22 21:07) 

Bobby-the-Dog

<shinさん>
ご訪問、nice、ありがとうございました。

<kotobukiさん>
いや、中途半端な書き方をした私に落ち度があります。でも、あまり
言っちゃうとこれから観る方に申し訳ないかな…と。
映画やテレビの「あら捜し」って、けっこう私もやりますよ~。でも、
自分のあら捜しはきりがないので、しないことにしています…。

<takemoviesさん>
ご訪問、nice、ありがとうございました。
by Bobby-the-Dog (2009-03-23 18:04) 

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